フリーランスで Flutter アプリ開発と研修講師をしているちゅーやん(中條剛)です。
現在 Flutter アプリ開発のメンター業務の依頼をお待ちしていまして、何をどのレベルで対応可能かをこのページにまとめたいと思います。
特に、企業のプロジェクトとしてアプリ開発をする上で Flutter の経験と知見が必要な場合は、ぜひこのページを読んだ上でお声がけいただけると嬉しいです。
メンターできる範囲
「メンターします」とは言っても、Flutter アプリ開発をする上でのすべての課題についてお手伝いできるわけではありません。まずは、私が業務としてサポートできる範囲とその理由をまとめておきたいと思います。
もし必要としている領域が合わないようでしたら別の方をお探しください。
状態管理
Flutter アプリ開発において避けて通れないのが状態管理手法についての課題だと思います。
Flutter には標準で用意された InheritedWidget
や StatefulWidget
に始まり、サードパーティのパッケージとして Riverpod
や Provider
, Bloc
, GetX
, MobX
などさまざまな状態管理手法が存在します。
実際に採用されるのは Riverpod
か Provider
がほとんどの状況ではありますが、その選択肢がどのプロダクトでも最適なのか、他によい選択肢は考えられるか、その根拠は何か、それを選んだ際のリスクは何か、など、開発の初期段階で考えておきたい内容は少なくありません。
Flutter の状態管理手法に対する理解度については、実際にこの 4 年間で LivMap や さくレス 、Sengyo といったアプリの開発・リリース経験と、個人的な状態管理手法研究用のリポジトリである state_management_geoapp アプリ、またそれらを開発する上で考えたことや調べたことをまとめた以下の Medium の記事を見ていただくことでレベル感をお伝えできるかと思います。
特に変化の早い Riverpod
については、毎日 Riverpod の Discord サーバーの投稿を追うことで最新の手法や考え方、これからの変化の方向性を踏まえてアドバイスいたします。
Flutter フレームワークの内部実装
Flutter の内部実装を踏まえた最適な実装方法や不具合の解決方法もアドバイス可能です。
内部実装については Zenn で販売中の「内側から理解する Flutter 入門」を中心として、いくつかの記事を公開しています。
また、以前には技術評論社様より依頼をいただいて Software Design 誌の 2022 年 4 月号の特集も一部執筆させていただいた経験があります。
https://gihyo.jp/magazine/SD/archive/2022/202204
その他、年に一度開催されている国内の Flutter カンファレンスである FlutterKaigi の第1回では、Flutter の内部実装(特に Element
)について発表をしています。アーカイブが以下から視聴できます。
技術教育
5 年間の企業向けの技術研修の経験から、メンター業務にとどまらない教育研修も可能です。
講義形式、ハンズオン形式など任意の形式で、まとまった時間を使って Flutter の理解度を深める研修を実施いたします。
ハンズオンの雰囲気の参考として、過去に登壇した Flutter Osaka 主催の勉強会の動画が以下から視聴できます。
メンター可能な領域は以上です。その他のアプリ設計や開発環境の整備、テスト手法などについては理解度の問題から品質が落ちますので、そちらを中心としたメンターが必要な場合は他の方へ依頼することをお勧めします。
費用等
費用等の条件についてはご相談ください。
目安として、いくつかのプランを Menta に公開しています。
連絡先
ここまでの内容でご興味をお持ちいただいた方は、 chooyan.engineer@gmail.com のメールアドレスか、X のアカウント @chooyan_i18n の DM までご連絡ください。質問や説明不足な点の問い合わせもお待ちしております。
その他のリソース
その他、公開中の Flutter パッケージや今まで登壇した勉強会の記録など、スキルレベルの確認に参照していただける内容はこのサイトのトップページにまとめています。併せてご確認ください。
以上です。